税務署から相続税のお尋ねが届いた
当事務所に「税務署からお尋ねが届いた」という方からのご相談が多くあります。
「税務署からのお尋ね」とは
お尋ねとは、税務署からの申告案内です。
「相続についてのお尋ね」は、相続税が発生する方全員に送付されるわけではありません。
税務署側で把握しているデータを基に、相続税申告の可能性があるという方に税務行政のサービスとして送付しているものなのです。
「税務署からお尋ねが届く時期」とは
相続税の申告期限の2ヶ月から3ヶ月前に送られてくる事もありますが、申告期限を過ぎて送られてきたという方もいらっしゃいます。
また、この書類が届かないからといって、相続税を納めなくて良いという訳でもありません。
税務署は、個人の資産の状況を事細かく全てを把握しているわけではないため、書類が送られない場合もあるのです。
この通知はあくまでもサービスの一環と考えたほうが良いため、申告に関しては自己管理する必要があります。
お尋ね受領後の対応
相続税を支払わなくて良いと思っていても、この書類が届いた際には、早急に相続手続きに関する専門家へ相談をされることをお勧めします。
その後、申告の可否の判断、申告の準備をすることが間違いなくスムーズです。
ここで、きちんとした申告をしておけば、自宅に税務調査がやってくることはまずありません。
税務調査の連絡が入った際には、相続税の案件に詳しい専門家と共に準備をする事をお勧めします。
お尋ねが届いた場合も、慌てずに、当事務所にご相談ください。