エフエムふくやま「GO!GO!チェック(2022年10月18日)」に出演しました。
「名義人が亡くなると口座凍結」というテーマでお話ししました。
お話は税理士法人タカハシパートナーズ代表で、相続の専門家でいらっしゃいます髙橋雅和さんに伺います。
よろしくお願いします。
今回はタカハシパートナーズ知っておきたい相続の豆知識の中から「名義人が亡くなると口座凍結」について2種類お話を伺おうを思います。 まず、口座凍結とはどういったことなのか基本的なことを教えてください。
被相続人が亡くなられたら銀行に行って手続きをし、お金の引き出しができなくなることを言います。 ただ、ずっと出せないわけではありません。 被相続人が亡くなられたと同時に、その財産は法定相続人さん共有のものになっちゃいます。まずは法定相続人が何人いるかってことをハッキリさせて、全ての方の同意がないとお金の移動はできなくなります。 お金の引き出しができるようになるには、キッチリとした書類や手続きを済ませてから動かすことができるようになります。
口座凍結とは要するに口座の取引が停止しちゃうっていうことですね。
そうですね。
では、金融機関が名義人の死亡を把握する主なきっかけは何なんですか?
基本的には相続人さんが銀行に行って届け出をすることです。
でも届けをしなくても分かられてしまうってこともありますよね。
残高証明や相続なんかがありますと取得するようになりますけど、本人さんが行くんじゃなくて相続人さんが行くようになりますから、その時に理由を聞きます。 銀行員さんはピーンときますね。 あるいは新聞等のお悔やみ欄とかですね。 ただこの近辺では詳しい内容が出ないので、それじゃあちょっと難しいですね。 葬儀の看板とかでも分かってしまいますね。 ただ、それを見ても一応確認しないと凍結を勝手にということも難しいと思います。
口座が凍結してしまうと、もちろん現金の引き出しもできませんし、振込も入金も停止してしまいます。 公共料金の支払いもできなくなってしまうんですけども、何か対策ってありますか?
生前にお金を出しておくことですね。 それと、生命保険に加入しておくことですね。これは受取人に対して支払われますので、これは法的に問題ありませんのでそういったことも考えて生命保険に加入しておくことも大切です。 それと、いくつも口座を持っている方はある程度整理をしておくことも必要かと思いますね。
今ハッと思った方もたくさんいらっしゃるかと思います。次回は口座が凍結されてしまった後の対策についてお話を伺おうと思います! 髙橋さん、今日はありがとうございました。
ありがとうございました。